『友』インターネット速報
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2003年09月09日 No.102    << 前号 速報一覧 次号>>  最新号
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ディスコで飲酒運転禁止を訴え
若者は権威に対しては反抗的かもしれませんが、同年代の人の言葉にはよく耳を傾けるものです。これを前提として、フランスのモンペリエローターアクトクラブ(RAC)が同市の若者たちへ飲酒運転禁止を訴えるプロジェクトを行いました。
クラブの会員は、8月23日、地元のデイスコ・ハバナナイトで「Alcool+Volant=Cocktail Perdant! (アルコール+運転=悪い組み合わせ)」と銘打ったキャンペーンを開始しました。このダンスホールの経営者や従業員の協力を得て、夜10時から翌朝6時半まで実施。朝の4時ごろからは、飲酒による影響を説明したパンフレットを配り、さらに帰宅途中でコーヒーを飲むよう勧めたり、出発前に休息をとるよう説得しました。推定700人近くの若者に訴えたところ、警察の報告では、その夜、飲酒運転での事故がゼロでした。
「このキャンペーンは政府が行っている飲酒運転防止を強化するためのものです。若者の間では飲酒運転に対する認識が高まっていますが、飲酒による事故防止のため、今後も続けることが重要です」と同RAC会長は話しています。

西ナイルウイルスの感染防止に尽力
アメリカ国内での西ナイルウイルス感染の最盛期到来に対し、コロラド州のロータリアンが予防を訴えています。蚊を媒介して感染するこのウイルスは、1999年にアメリカの東海岸で発見され、それから全米に広がりました。唯一の効果的予防法は蚊に刺されないことであり、米国疾病対策センター(CDC)フォートコリンズ支所のドウアン・ガブラー博士は、フォートコリンズロータリークラブ(RC)とCDCの資金援助を受けて、このウイルスに対する認識と感染防止の方法を広めるマルチメディアキット(CD−ROMとビデオテープ)を作成。同RCと地元の役所が共同して情報伝達を進めています。