Rotary International District2570
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TEL :049-225-7055
FAX :049-225-0016
ガバナー 牛窪栄吉
■ガバナーメッセージ
2002〜03年度地区活動方針と目標
国際ロータリー第2570地区
2002-2003年度
ガバナー 牛窪 栄吉
 
《慈愛の種を播きましょう》
「SOW THE SEEDS OF LOVE」
 2002〜03年度、国際ロータリー会長ビチャイ・ラタクル氏は、国際協議会に於て、上記のテーマを発表されました。ロータリーも今や変革の期にあることを読み取り、従来は、兎角RI指導型とか、地区指導型とか、云われて来たものを敢えて、「私(RI会長)の年度は、上意下達TOP DOWNではなく、草の根レベルからのBOTTOM UP」と言う表現をされたのです。そしてガバナー・エレクトの皆さんは、地区に帰って、クラブの会長さんに、この事を伝えて欲しいと、「即ちロータリアンとして、ロータリーの仕事をするのは、クラブと会員であって、RI会長でも、RI理事でも、地区ガバナーでもありません。皆さんのクラブこそが、ロータリーの核心です。」と述べられたのです。そのお話に感動を覚えたのは、私が長年抱いていた考え、即ちロータリーは、会員有ってのクラブであり、クラブ有っての地区であり、地区有ってのRIであると言う意味の事を申されたからです。
地区活動方針と目標
 ビチャイ・ラタクル氏のテーマが余りにも簡潔で解り易いので私は、敢えてサブタイトルは設けません。
牛窪ガバナーと小池前ガバナー 私は、小池ガバナー年度を継承するに当たり、勿論良い部分は踏襲し、不適当と思われる部分は改革しながら、地区運営を円滑、且つ風通し良くして行きたいと考えております。何卒ご理解賜りたくお願い致します。

「目標」
 RI会長の指示通り、四大奉仕部門の内容の決定は、各クラブに一任する。従って各クラブは、会員の意見を十分に吸収しながら(ボトム・アップ)円滑な運営を図られたい。

 
A.クラブ奉仕 B.職業奉仕
(1) 会員相互の親睦を図ることに努める。
(2) 会員増強並びに退会防止に努める。
(3) 情報の徹底を図ると共に広報活動を考える。
(4) 新人会員の指導に努める。
(5) 炉辺会合(家庭集会)の活用により、ボトム・アップを図る。
(1) 最近特に、職業論理の欠如が呼ばれている折、我々ロータリアンが率先して慈愛の種を、社員・顧客・競争相手に播けば、昨今の様な破壊的過当競争を終結させロータリーの信奉する高度の道徳水準を維持する事が出来る。
C.社会奉仕 D.国際奉仕
クラブの会員知識、技術、個人的興味を十分に活用し、各クラブは、様々なプログラムを模索し、特に地域に密着した、慈愛に満ちた奉仕活動に積極的に取り組んで欲しい。 特に考えられる事は、従来のロータリーの奉仕活動が、陰徳を美談とする傾向にあったが、これからのロータリーは、地域社会に自分達の奉仕活動を広報し、PRすることを考えて欲しい。地域の人々にロータリーの存在をアピールする事により、会員増強にも役立てる。
慈愛なくしてこの苦難に満ちた世界に平和をもたらす事は望むべくもありません。ロータリーアンとして私達は、国際親善奨学生、研究グループ交換チーム、ロータリー・ボランティアを通じて、慈愛の種を播くことが出来ます。私達は、又、飢えた人々に食を与え、病める人々を治療し、ホームレスに簡易宿泊施設を与える等して、海を越え、国境を超えて慈愛を注ぐことが出来ます。ロータリーを通じて実現される清潔な飲み水、身近な健康管理、世界の子供達に対する教育、そして人類に対する基本的生存条件の充足と言う事、その中に私達の慈愛は、自ら光り輝くのです。各クラブの会長さんに率先して慈愛の種を播く事をお願いします。
E.新世代部門 F.ロータリー財団部門
21世紀に活躍する若者を慈愛を込めて育成する事は、ロータリーにとって最も大切な事です。近年殊に青少年の暴力・非行が社会問題になっておりますが、ロータリーが率先して対策を考え、これらの若者に慈愛の種を播く事を希望します。
イ. 青少年交換委員会
次代を担う青少年の為の交換プログラムは、生活・宗教・言語・慣習の異なる国での、約1年間の留学生活で、人間を大きく成長させるのに寄与します。
ロ. ローター・アクト委員会
共同奉仕のパートナーとして、相互の連携を保ちながら活用すべきで、時代の変遷と共にロータリー・アクト・クラブが減少する気配にあるが、提唱クラブの更なる支援を願います。
ハ. インター・アクト委員会
高校生を対象とした委員会で、学校単位の為、顧問教師の熱意如何で可成の差がありますが、ローター・アクトの停滞を考えた時、インター・アクトの卒業者がローター・アクトへ進む道を考えて欲しい。(特に地域内の大学へ進学したインター・アクターを勧誘する等考えて欲しい。)
ニ. ライラ委員会
新しい世代のリーダーを育てることが必要で、聴く機会、話す機会、見る機会を持つことが大切と思うので、出来るだけ多くの機会を捕らえて、教育を実施して欲しい。
イ. RIとロータリー財団は、一心同体と言われております。ロータリー財団の活躍は、会員の方々の支援なくしては、成り立ちません。特にロータリーは、成立100年までにポリオの撲滅を達成しなければならない使命を帯び世界中で8,000万ドルを集めなければなりません。これが為RIより、会員一人当たり、2年間で、100ドルを集めることを要請されておりますので、この財源として、極力、会員のご負担を最小限に抑えることを考慮し、従来、会員協力金として、扱ってきた、会員一人当たり年間上期20ドル下期20ドル計40ドルを、これに振り替え、上期5ドル、下期5ドルのみ追加していただき、上期25ドル下期25ドルの計50ドルを各クラブよりRIへ送金することをお願いします。
尚、RIでは、新しい試みとして、世界平和奨学生を育成することを提唱。これに賛同の地区は、1年DDF資金より25,000ドル寄付することにより、パイオニア地区となるが、更に次年度に25,000ドル収める約束が必要で、当地区は、既に第1回分は、完了しております。
ロ. ロータリー財団寄付目標
本年度の目標額、250,000ドル達成にご協力をお願いします。前年度の成績から考えると、ポリオ完結基金の117,500ドルが加わると、計367,500ドルとなり、従来より以上、会員の皆さんに、ご協力・ご支援をお願いする次第です。
G.米山記念奨学部門  
米山記念奨学会は、日本全国のロータリアンの寄付金を財源として、日本で学ぶ外国人留学生に対して奨学金を支給し、年間20億円規模の留学生奨学団体で、ロータリー財団と匹敵する財団です。因に、年間1,000人の留学生に支給を目指しております。当地区の募金目標額を、4,000万円と定めましたので目標達成のため、更なるご支援をお願いします。尚、本年度から、大学推薦制度がスタートしました。
本年度は特に以下三つの項目を重点に実施されることをお願いします。
@ 地域に密着した奉仕活動(各クラブ又は、幾つかのクラブ合同でも良い。)
A 次代を担う青少年の育成(各クラブ毎に積極的に取り組んで欲しい。)
B 炉辺会合の活用(ボトム・アップを図るのに役立てて欲しい。)

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