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2570地区について-地区の歴史

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岡祐孝ガバナー
1988-89年度ガバナー
岡 祐孝

ロータリー歴
昭和53年
本庄RC入会
昭和58〜59年
本庄RC会長
ポールハリスフェロー
米山功労者
昭和59〜60年
第257地区副幹事
昭和60〜61年
第257地区フェローシップ委員
昭和62〜63年
第6分区代理
第257地区GSE委員
米山奨学会評議委員
ロータリーに活力を あなたの活力を

 100万を超す会員を結集する私たちロータリアンは、変動する世界で、変革と改善の積極的な担い手として行動しなければなりません。なぜなら、ロータリアンにとって、大切なのは、何を言うかではなく、何を行なうかだからです。ロータリアンの皆さん、活力とは行動を意味します。ロータリーは行動です。ロータリーとは、ロータリーが何をするかです。しかし、あなたなしにロータリーは存在しません。ロータリーは、「行動志向の奉仕組織」です。ロータリアンが、ロータリーを生かすのです。言うならば、あなた自らが直接参加することによってロータリーが生きるのです。あなたの行動がロータリーに活力を与えるのです。
 次年度、私たちの挑戦する多くの目標に到達できるよう、すべからく奉仕の行動計画と作戦を練ってください。「ロータリーに活力を―あなたの活力を」を投入してください。ロイス・アビーRI会長は、情熱を込めて1988〜89年度RIのテーマを発表なさいました。そして、目標達成のために、地区並びにクラブのリーダーに対し、12の要請課題を提示されました。
  1. 活動に参加する機会(Chance)をつくる
    ―全員参加
  2. 例会の構成と内容のマンネリ化を打破する
  3. 情報集会を開く
  4. 10%の会員増強目標を立てる
  5. 40歳以下の若い人を会員に選び入会させる
  6. 重要なプロジェクトを開始して年度内に完了させる
  7. 地区への参加を奨励する
  8. 財団プログラムを支持する
  9. 財団基金への「寄付奨励委員会」を設置する
  10. 成功させることができる青少年活動を開発する
  11. 諸活動を検討評価する手続きを設定する
  12. 指導力養成プログラムを開発する
 私は、新257地区を管理、運営するに当たり、国際ロータリーより派遣されたRI唯一人の役員として、12の要請課題の達成に心血を注ぎ、アビー会長の意を体して活動範囲をいたずらに拡大せず、内部充実に努め、活力ある奉仕活動を着実に展開していく方針です。
 「楽しく魅力あるロータリーを!」「シンプルなロータリーを!」「活力あるロータリーを!」以上三つのサブ・テーマを基調として、私はロータリーの限りない発展を図っていきたいと存じます。
 ロイス・アビー会長は、ロータリアン一人ひとりに向かって語りかけました。
 “ロータリーに活力を―あなたの活力を”
 クラブ会長を通じて献身してください。より一層参加してください。あなたの叡智と技能をクラブに持ち寄ってください。そして、この実現に力を貸してください。
 終わりに、熱意あふれるロータリアンの皆様! 1988〜89ロータリー年度は、私たちの年度です。年度内に、満足感と成果を得ようとするなら、もっと入念に企画し、もっと知識を深め、もっと自分の役割への認識を高めなければなりません。
 1905年ロータリーの創立以来、私たち先輩各位が、思考錯誤を繰り返し、紆余曲折を経て、懸命に築いてきたロータリー83年の歴史に、さらに輝かしい一頁を加えようとするならば、献身努力が必要です。その努力を結集することによって、ロータリーは大いに前進できるでしょう。私は、そうなることを心から念願し、次年度を迎えるに当たり抱負の一端を披瀝してご挨拶といたします。

「地区のあゆみ3」より


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