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1984-85年度ガバナー 福島 良治
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見つけよう奉仕の新生面
私の国際協議会はフロリダのボカラートンで行なわれた最後のものでありました。それからナッシュビルになり現在はアナハイムとなっています。
あれから14年、ロータリーは時代とともに変化してまいりました。
ロータリーとは何か、伝統形成期に考えられていたものは何か、それは簡潔に言えば決議23−34にある利己利他調和の思想でありますが、これが常に存廃にさらされているのはご高承のとおりです。
また、I serve から We serves と変化しつつあるように思われます。
ロータリーの物語は幾度も書き替えられてまいりましたが、ロータリーの理念は変えてはならないと信じます。理念まで変えるとそれはロータリーではなくなってしまうからです。
ロータリー財団奨学生の目的はいろいろな国の若者を財団の援助で外国へ送り、若者の国際的善意の柔軟な感覚を育てることによって戦争の勃発を事前に予防しようとするものであったはずです。
つい最近インドで核の実験が3度にわたって繰り返されました。隣国のパキスタンでもこれに対抗して実験が行なわれるかもしれません。これを止めさせる最善の方法は、核保有5ヵ国が核を全廃することです。
ロータリークラブの定款第11条に示されているように、政治的あるいは世界的問題、国際間の政策などに影響を与えるような政治的団体活動は厳しく禁じられているのです。
私たちロータリアンはロータリーの心をもってこのようなことの起こらない新しい奉仕の道を探求し、よいアイデアを開発して平和な世界を目指して奉仕の実践に挑戦したいものです。
ちなみに私の年度のRI会長のターゲットは「見つけよう奉仕の新生面」。
「地区のあゆみ3」より
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