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            『友』インターネット速報  2009年12月15日  No.409

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演劇を通じて平和に取り組む
元ロータリー平和フェローのラッセル・ヴァンデンブルックさんは、演劇
を通じて平和への希望を伝えています。
アメリカ・ケンタッキー州ルイビル大学で舞台芸術学科の教授と学科長
を務めるヴァンデンブルックさんは、戦争と良心に関する授業を受けも
っていた2006年春に、チュラロンコーン大学で実施されている平和と紛
争解決研究のためのロータリーの修了証プログラムに申請することを
決意。そして、大学と学部長からの支援を得て研究休暇を取り、2007年
にプログラムに参加することとなりました。
プログラムの一環としてミャンマーとタイの国境近くの難民キャンプを
訪れたとき、ヴァンデンブルックさんは自身の運命を決定づける体験を
しました。国際ロータリーという組織を非常に誇りに思った瞬間でした。
ヴァンデンブルックさんは、平和と正義に関する問題が、長年、自分の
人生の根底にあったと話します。1969年、予備役将校訓練団の団員で
あった彼は、生物と化学兵器用の薬品についての議論を聞いた後、良
心的兵役拒否者となりました。そして、ベトナム戦争の徴兵委員会から
許可を得て、2年間兵役以外の任務を務めました。 その後、彼の関心
は演劇に向くようになりました。
ヴァンデンブルックさんは、チュラロンコーン大学での3か月が自分の人
生の中で最も豊かな経験であったと考えます。プログラム修了後、
「Soldier Circle」 を含む複数の戯曲を書いたほか、オックスフォード版
平和国際百科事典の作成にも協力しました。
なお、2009年10月のロータリー財団管理委員会で、「ロータリー世界平
和フェロー」は、「ロータリー平和フェロー」に名称が変わることが決定
されました。

『ロータリージャパン』ホームページ情報
11月2〜5日に開かれた2009-10年度国際ロータリー理事会の第2回の
決定事項の抄録(英語)がダウンロードできます。日本語訳文は後日掲
載します。『ロータリージャパン』の日本語ホームページ
http://www.rotary.or.jp/contents.html
から入り、画面中段にある「ロータリー情報」からご覧ください。

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