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1992-93年度ガバナー 牧野 逸朗
ロータリー歴 |
- 1965年9月
- 狭山RC創立会員
- 1974年7月
- 狭山RC会長
- 1979年12月
- ポールハリスフェロー
- 1982年6月
- 第257地区地区功労賞
- 1984年7月
- 第257地区第8分区代理
- 1986年7月
- 第257地区職業奉仕部門部門長
- 1987年5月
- 新狭山RC創立会員初代会長
- 1987年7月
- 新狭山RC会長
- 1987年12月
- 米山功労者
- 1990年12月
- マルチプル・フェロー
- 1991年8月
- 米山奨学会評議委員
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当該年度を語る
二、三年ほど前までの我が国の経済は、誰もが経験をしたこともないような繁栄を長期にわたってもたらした。
ロータリーもその好況のお蔭を受けて、躍進の一途をたどることができた。
何十年という、比類のないような、さしもの好況も、バブル経済が弾けるのを機に急速に経済破綻の時代に突入して、経済不況となった。
ロータリーとても、当然その埒外にあるわけではない。好況時には、毎年増強を続けていた会員の数も、新クラブを除いて地区内平均を見るならば、減少の一途をたどり、このまま不況が長引くようなことにでもなれば、開闢以来の会員減少という事態になりかねないようだ。
不況はロータリーの敵だ、などと言う説もあったようだが、不況下は不況下らしくそれを是認して、じっくりと対応することも大切かと思う。例えば、好況時にはとかく後ろ向き姿勢であると振り向かれなかった退会会員問題もその一つであろう。
このような時勢であるから、年初のクラブ公式訪問の際にこの問題を会長・幹事との懇談の議題に取り上げた。
前年1年間におけるロータリーの退会者の退会理由は次のとおりである。
- 止むを得ない理由(転勤・死亡・定年・病気・勤務変更・高齢) 148名(58.2%)
- 倒産・業務不振 46名(19.4%)
- 対人関係・家族の都合 23名(9.7%)
- 自己都合他 20名(8.4%)
- 新しいクラブへの参加 10名(4.3%)
(注)Cの中には、Aの理由も含まれる。
各クラブは、単に新会員増強のみでなく、消極的に見えるような退会会員の問題解決にあることを認識されて、単年度ながら効を奏することができたのは、まことに僥倖と言えよう。
元来ロータリアンは、企業経営者であり、クラブはその集団なのであるから、いかなる経済不況の時代にあっても、ロータリーは必ずやこれを乗り切っていくことを信じて疑わない。
「地区のあゆみ3」より
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