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2570地区について-地区の歴史

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大舘清次ガバナー
1996-97年度ガバナー
大舘 清次

ロータリー歴
1975年11月
朝霞RC入会
1978〜79年
朝霞RC幹事
1981〜82年
朝霞RC副会長
1988〜90年
朝霞RC幹事
1989〜90年
朝霞RC会長
1991〜93年
第2570地区ロータリー財団委員
1993〜94年
第2570地区ロータリー財団委員長

 ポールハリスフェロー
 米山功労者

1996〜97年度を語る

 RI会長…ルイス・ビセンテ・ジアイ
  (アルゼンチン,ブェノスアイレス,アレシフェスRC)
 テーマ…築け未来を、行動力と先見の眼で
 地区テーマ…価値ある人生を求めて

 ジアイ会長は「ロータリーは、来るべき時代を活力あふれるものにする回転軸で、私たちロータリアンはまさに未来の建設者たりうるもの」と言われ、「先達の歩みに敬意を払うことによって未来を築こう」「次の世代を準備することによって未来を築こう」等々を強調事項に挙げられました。
 シカゴにおいてわずか4名でスタートしたロータリークラブが、今日では全世界に120万人もの会員を擁する一大奉仕団体に成長しております。当該年度はポールハリス没後50年に当たりましたので、私は、この間の歴史を振り返り、創始者ポールハリスの偉業を偲び、追慕し、今日ややもすると肥大化し空洞化したと言われるロータリー活動を見直す時機と考え、「温故知新」を強調しました。
 次に「次の世代の準備」とは、現在の青少年の育成に力を尽くすことにほかありません。
 まず各クラブに新世代育成のための委員会を設置していただき、分区もしくは数クラブを単位に“新世代会議”の開催を呼びかけました。
 すなわち、地域の首長はじめリーダーの方々と、地元の高校、大学生や若い社会人との対話の機会を設置し、それぞれ将来に向けてのビジョンや意見を発表していただきました。深谷地区を皮切りに、地区内54クラブ中48クラブ(88%)で実施され、好評を博し、次年度以降も継続してほしいとの要望が出されました。
 当該年度の特筆すべきことに地区大会があります。開催場所は自衛隊朝霞駐屯地内にある体育学校の新設体育館を拝借しました。
 縦100メートル、横40メートルのフローリングの体育館としては世界一ということでした。
 体育館を仕切り、半分は地区大会会場に、残り半分を“一坪ショップ”と名づけ、54クラブよりそれぞれ地場産業の紹介を兼ねた名産品を出していただき、これを展示即売する物産展を開催しました。当日はあいにくの小雨模様でしたが、かえってこれが幸いして来会者が分散することなく、一か所に大勢の会員たちが集まり、お互いの交流を図ることもでき、好評でした。
 従来、ロータリーの奉仕活動は外へ向けての活動が多く見られましたが、私は同時にロータリーは、会員同士の交流を図る中に己の向上を図る自己研鑚の場と考えております。すなわち、内に向けてのロータリー活動を通して悔いのない一生を過ごすことができるようにとの思いから、地区のテーマを“価値ある人生を求めて”としました。
 最後に熊谷東RCのご尽力により熊谷南RC(創立総会1997.5.7)が誕生いたしましたことを申し添えます。

「地区のあゆみ3」より


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