部門方針

委員長　浅田進（本庄南ＲＣ）

　職業奉仕は分らないと言われる。職業観も千差万別、国によっても定義が異なる。確かに自らの職業で何を奉仕するのかと問われると相手が納得する回答は困難かもしれない。
　それは「職業が自己の為」であり「奉仕は他人の為」と矛盾し、一つの言葉になり得ない為かもしれない。綱領・倫理宣言・職業倫理・道徳律・職業宣言や「最もよく奉仕する者最も多く報いられる」「超我の奉仕」についての先人の見識や解説も違和感が残ってしまう。
　こんな想いから、部門の方針を「ロータリーを今より一段高く深く理解する」為の縁を提供する事とし、今年は、人的にも資金面からも制約がありクラブが一堂に会した独自の活動は困難である。従ってクラブでの活動に助言・提言・資料提供に留め、クラブの判断と独自性を尊重した支援活動としたい。
　クラブでの活動を通じて職業奉仕の理念が、何らかの形で会員の脳裏に残るような支援に努力する事としたい。