ご多用の中、 地区研修・協議会にご出席いただきました皆様に心より敬意とお礼を申し上げます。会長エレクトがリーダーシップのスキルを伸ばし、 ほかの次期クラブリーダーが各自の役割を理解して、 クラブのリーダーシップチームが次年度の目標を立てることが地区研修・協議会の目的であります。 したがって地区内全クラブのリーダーに情報、 意欲、 そして感動を与えるとともに、 ガバナーエレクト、 次期地区委員長がクラブのリーダーシップチームとの協力関係を築き、 鼓舞激励したいと思っています。
国際ロータリー バリー・ラシン次期会長は、 『インスピレーションになろう』 をテーマに掲げ、 「何か大きなことに挑戦しようというインスピレーションを、 クラブやほかのロータリアンに与えてください。自分よりも長く、 後世にも生き続けるものを生み出すために、 行動を起こす意欲を引き出していただきたいのです」 と国際協議会で次期地区ガバナーに向けて言われました。 また 「変化を生み出そうという意欲を、 クラブ会長と地区内ロータリアンの心に芽生えさせていただきたいのです。 もっと何かをしよう、 可能性を最大限に発揮しようというやる気を引き出し、 それぞれのやり方で前進できるように手助けすることが皆さんの仕事です」 とも述べられました。 そのことは次期地区ガバナーに贈ったメッセージということだけでなく、 地区、 あるいはクラブのリーダーに贈られたメッセージでもあると思われます。
茂木ガバナーエレクトは 『想いを繋ぎ地域と国の発展に奉仕する』 をテーマに掲げて取り組もうとされております。 特に 「クラブのサポートと強化」、 「人道的奉仕の重点化と増加」、 「公共イメージと認知度の向上」 を柱にして、 各クラブで RI 会長賞を目指して取り組んで欲しいと望まれています。 ロータリーでは、 「入りて学び 出でて奉仕せよ」 という言葉があります。 最近の国際協議会で見られるメッセージは、「JOIN LEADERS」、「EXCHANGE IDEAS」、「TAKE ACTION」 です。 ロータリーについて学ばずして、効果的な奉仕はできないものと思います。 大事なのが、「アイデア交換」と 「行動」 だと思います。
本日は午前にガバナーエレクトによる次年度の方針と目標の発表、 午後には部門別研修会があります。 ご出席いただきました次期クラブリーダーの皆様には、 各自の役割を理解していただくとともに、 同席している他の次期クラブリーダーとの意見交換等を通じて様々なアイデアを得ていただき、 それらを活用してクラブの目標を考えていただきたいと思います。 地区研修・協議会では、 クラブごとに協議する場は設けておりませんので、 各クラブにおいてのクラブ協議会等で、 次年度に向けた取り組み、 目標設定などをお願い致します。 会員数の多少にかかわらず、 自分のクラブに誇りを持ち、魅力のあるクラブづくりをしていただけますことを期待いたします。 地区目標を踏まえて、クラブの目標を立てていただき、その目標を行動に移すようにしていただきますと、本日の地区研修・協議会が効果的にできたことになると思います。