『第6回オリエンテーション(日本文化体験・書き初め/餅つき/茶道体験)』開催報告
日 時: | 2025年1月11日(日)9時30分開会 16時閉会 |
場 所: | 国立女性教育会館 調理室・試食室・響書院 |
出席者: | インバウンド学生(5名)、派遣候補(3名)、ガバナー、ガバナーエレクト、青少年交換プログラム統括委員長、ホストクラブ会長・カウンセラー、ホストファミリー、ローテックス&学友(派遣生OB・OG)、地区青少年交換委員会メンバー、保護者 |
国際ロータリー第2570地区の青少年プログラム委員会・青少年交換委員会では、青少年交換プログラムをより深めて頂けるように、毎月オリエンテーションを行なって、海外からのインバウンドの学生や次期派遣候補生、ホスト・スポンサークラブの会長・幹事・カウンセラー、ホストファミリー、受け入れ校の先生方にもご参加を頂きながら、インバウンドの近況報告や宿題の発表、日本文化体験、派遣生の留学・渡航に向けての準備、交流を行なっています。
今回、インバウンドの学生達にとっては日本の伝統文化を体験するための、また海外に旅立つ派遣候補生達にとっては派遣先で日本文化の魅力を伝える一助としてもらうための、今期第6回目となるオリエンテーションが国立女性会館にて開催されましたのでご報告申し上げます。
当初午前中に予定しておりました「和菓子づくり体験」は、講師の急な体調不良(インフルエンザ罹患)のため、「書き初め」と「餅つき体験」に変更して実施いたしました。海外からのインバウンドの学生達は「書き初め」では(筆を握るのは初めての方が多かったですが)自分の今年の抱負や好きな文字(漢字)、興味のある言葉を各々考えて、半紙の上に筆を走らせ、素敵な作品を書いていました。また「餅つき体験」では、初めて「杵(きね)」と「臼(うす)を使い、「餅をつく」という日本特有の伝統的な行事に挑戦しました。最初は杵を振り下ろす動作に戸惑う様子も見られましたが、ホストクラブ、委員会メンバー、ローテックス・学友の助けを受けながら、次第に力強くリズムよく餅をつけるようになりました。印象的だったのは、餅つきの合間に見られた学生たちの笑顔と協力する姿勢です。お互いに「よいしょ!」という掛け声をかけ合い、文化や言葉の壁を超えた交流が生まれていました。つきたてのお餅は食べやすいようにみんなで形を整えました。きな粉やあんこを使った日本の味を楽しみながら、日本文化の奥深さを改めて実感した様子でした。
午後からは日本の伝統文化である「茶道」を体験しました。国立女性教育会館の「響書院」に入った学生たちは、最初は日本家屋の茶室という独特な雰囲気や畳の感触に少し緊張した様子でしたが、茶道の先生の丁寧な説明と実演を通じて、次第にその静けさと美しさを楽しむ余裕も生まれたようで、和菓子をいただき、正座をしながら茶筅(ちゃせん)を使ってお茶をたて、それをいただくという作法を学び、初めて口にする抹茶の濃厚な味わいや香りに驚きつつも、「茶道」の一つひとつの動作に込められた意味や思いを味わっていたようです。
最後に、書き初めの作品紹介と今日の感想を学生達に発表してもらいました。インバウンド・派遣候補生の学生達にとっては、単なる日本の伝統文化体験にとどまらず、「青少年交換プログラム」の理念である「相互理解」と「文化交流」を深める貴重な場となったのではないかと思います。地区内の皆様におかれましては、今後とも引き続きご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
国際ロータリー第2570地区
青少年プログラム委員会 青少年交換委員会 委員長 温井康宏
今回、インバウンドの学生達にとっては日本の伝統文化を体験するための、また海外に旅立つ派遣候補生達にとっては派遣先で日本文化の魅力を伝える一助としてもらうための、今期第6回目となるオリエンテーションが国立女性会館にて開催されましたのでご報告申し上げます。
当初午前中に予定しておりました「和菓子づくり体験」は、講師の急な体調不良(インフルエンザ罹患)のため、「書き初め」と「餅つき体験」に変更して実施いたしました。海外からのインバウンドの学生達は「書き初め」では(筆を握るのは初めての方が多かったですが)自分の今年の抱負や好きな文字(漢字)、興味のある言葉を各々考えて、半紙の上に筆を走らせ、素敵な作品を書いていました。また「餅つき体験」では、初めて「杵(きね)」と「臼(うす)を使い、「餅をつく」という日本特有の伝統的な行事に挑戦しました。最初は杵を振り下ろす動作に戸惑う様子も見られましたが、ホストクラブ、委員会メンバー、ローテックス・学友の助けを受けながら、次第に力強くリズムよく餅をつけるようになりました。印象的だったのは、餅つきの合間に見られた学生たちの笑顔と協力する姿勢です。お互いに「よいしょ!」という掛け声をかけ合い、文化や言葉の壁を超えた交流が生まれていました。つきたてのお餅は食べやすいようにみんなで形を整えました。きな粉やあんこを使った日本の味を楽しみながら、日本文化の奥深さを改めて実感した様子でした。
午後からは日本の伝統文化である「茶道」を体験しました。国立女性教育会館の「響書院」に入った学生たちは、最初は日本家屋の茶室という独特な雰囲気や畳の感触に少し緊張した様子でしたが、茶道の先生の丁寧な説明と実演を通じて、次第にその静けさと美しさを楽しむ余裕も生まれたようで、和菓子をいただき、正座をしながら茶筅(ちゃせん)を使ってお茶をたて、それをいただくという作法を学び、初めて口にする抹茶の濃厚な味わいや香りに驚きつつも、「茶道」の一つひとつの動作に込められた意味や思いを味わっていたようです。
最後に、書き初めの作品紹介と今日の感想を学生達に発表してもらいました。インバウンド・派遣候補生の学生達にとっては、単なる日本の伝統文化体験にとどまらず、「青少年交換プログラム」の理念である「相互理解」と「文化交流」を深める貴重な場となったのではないかと思います。地区内の皆様におかれましては、今後とも引き続きご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
国際ロータリー第2570地区
青少年プログラム委員会 青少年交換委員会 委員長 温井康宏
開会セレモニー
【挨拶】五十幡和彦ガバナー |
【挨拶】坂口孝ガバナーエレクト | 青少年交換委員長 温井康宏 |
書き初め体験
まずは用意をして… | 思い思いの文字を書きました |
餅つき体験
まずは委員長が蒸した餅米をこねます | 杵を振り上げて「よいしょ!」 | 鯨井会長(東松山むさしRC)が手返しを行なってくれました |
ガバナーも一緒に… | ついた餅を丸めていきます | 美味しく頂きました |
茶道体験
インバウンドと候補生 茶室の前で… | まずは先生のお点前を拝見します |
和菓子をいただく | 茶筅を使ってお茶をたててみましょ | いただきます |
(茶道の先生方も一緒に)最後にみんなで… |
作品紹介・感想
※スポンサークラブ(Sponsor Club): SC / ホストクラブ(Host Club): HC
大村愛子さん(SC:小川RC) | 八幡莉奈さん(SC:富士見RC) | 藤井維菜さん(SC:川越RC) | ドラさん【台湾】(HC:小川RC) |
アンバーさん【フランス】(HC:東松山むさしRC) | フランチェスカさん【イタリア】(HC:入間南 RC) | トビーさん【チェコ】(HC:本庄RC) | イナさん【インドネシア】(HC:所沢東RC) |
講評・閉会セレモニー
【講評 高橋貴子青少年プログラム統括委員長】 | 【五十幡和彦ガバナー 点鐘】 |