2023年7月16日:カウンセラー・ホストファミリー会議・開催報告

国際ロータリー第2570地区 2023-2024年度 青少年交換プログラム
「カウンセラー・ホストファミリー会議」開催報告
日 時:2023年7月16日(日)14時00分開会 16時閉会
場 所:国立女性教育会館 110会議室
出席者:ホストクラブ会長・幹事・カウンセラー、ホストファミリー、地区青少年交換委員会メンバー、ローテックス(交換留学生OB・OG)メンバー

 「ロータリーの目的」は「『奉仕の理念』を奨励(しょうれい)し、育(はぐく)むこと」であり、『奉仕の理念』とは、ひと言で言えば「他人のことを思いやり、他人のために尽くすこと」です。
 「青少年奉仕」の目的は、「青少年や若い世代の社会人がリーダーシップ能力を伸ばせるよう支援していくこと」にあります。  国際ロータリー(RI)の「青少年交換プログラム」とは、満15~18歳の高校生に、1年間の海外留学の機会を与えるものです。 またそれと同時に、こちらの地区においても相手の派遣国より留学生を受け入れ、お互いにロータリアン又はロータリーの選んだ家庭に ホームステイをしながら、その家庭の一員として過ごしつつ、現地の学校に学生として通学してもらいます。その中で、相手の国の言語を習得することのみならず、その国の風俗・習慣・文化を学びつつ、自分で考え、率先して行動する力を養うとともに、海外の若者との交流の中で、国際理解と親善を推進するグローバルな人物を育てていきます。

  第2570地区の2023-2024年度「青少年交換プログラム」がスタートするにあたり、今年度、その主旨をご理解いただき、学生たちの為にスポンサー・ホストとなって下さった川越RC・小川RC・本庄RC・富士見RC・行田さくらRCの各クラブ会長・役職者の皆さん、カウンセラーの皆さん、ホストファミリーの皆さんにお集まりを頂いて「カウンセラー・ホストファミリー会議」が開催されました。
 まず初めに、高橋委員長から挨拶とともに、ここまでの地区での交換留学事業の進捗状況についてお話をさせて頂きました。それから青少年交換委員より改めて、ロータリーが行う青少年交換事業の中での「ホストクラブ」の役割、来日学生の指導相談にあたる「カウンセラー」の役割、来日学生の親代わりとなる「ホストファミリー」の役割、来日学生の受入の詳細、受入高校との相談、オンライン上の青少年交換支援システム『YESS(イエス)』の操作の方法など、情報共有させて頂きたい事柄の詳細について、説明が行われました。
 その後、地区の危機管理委員会の坂口孝委員より、「ロータリーの危機管理」ということで、青少年プログラムの中での留意事項等、具体的な例も踏まえて、お話を頂きました。最後に、ホストとなる各クラブ関係者・カウンセラー・ホストファミリーに分かれ、情報交換が行われました。

 ロータリーで行う交換留学生の派遣と受け入れは、ホストとなる「それぞれのロータリークラブが主役」となります。来日した交換学生を受け入れるには予算措置やその他の事前準備も必要となりますが、今回、派遣・受け入れを行う学生たちは、両国をつなぎ、双方の相互理解と親善を推進する ロータリーの「小さな親善大使」とも言える存在です。皆さんの後押しを頂きながら、日本と派遣国との間に「友情の架け橋」を築き、外国を知るだけでなく、日本の文化や習慣を紹介して、その国の皆さんに理解を得るという役割も担ってくれるはずです。

 8月には当地区から5名の高校生が旅立ち、海外の5名の高校生がやってきます。世界中のロータリアンが力を合わせて、「目の前」の、また「全世界の」『青少年たち』に、今までに体験したことのないような体験をさせてあげたいとの熱い思いを形にした、継続しつづけている事業です。どうぞ、今期はスポンサー・ホストではないクラブのロータリアンの皆様も、次年度以降、留学を志望する学生からの依頼があった際には、是非スポンサー・ホストクラブのご検討を頂くとともに、今期の交換学生達・ホストとなる各クラブの皆様に対しましては、あたたかな眼差し、励ましのお声がけ、ご協力を頂けましたら幸いです。何卒よろしくお願いいたします。