「第52期 青少年交換プログラム 派遣学生帰国報告会」開催報告

国際ロータリー第2570地区 2023-2024年度 青少年交換プログラム

「第52期 青少年交換プログラム 派遣学生帰国報告会」開催報告
日 時 2023年9月18日(月・祝)14時00分開会 17時閉会
場 所 国立女性教育会館 大会議室
出席者 ガバナー、ガバナーエレクト、歴代青少年奉仕部門委員長、第52期/53期/54期ホストクラブ会長・幹事・カウンセラー、ホストファミリー、第52期アウトバウンド学生、53期インバウンド学生、第54期アウトバウンド派遣候補性、地区青少年交換委員会メンバー、ローテックス(交換留学生OB・OG)メンバー、学友メンバー


第52期 派遣学生

岡部おかべ 日向子ひなこ(スポンサーRC 熊谷RC)

秋吉あきよし 真鈴まりん(スポンサーRC  坂戸さつきRC)

岩崎いわさき 鷹一郎よういちろう(スポンサーRC 所沢中央RC)

新嶋にいじま 里奈りな(スポンサーRC  東松山むさしRC)

望月もちづき はる香はるか(スポンサーRC 小川RC)

報告

 「ロータリーの目的」は「『奉仕の理念』を奨励(しょうれい)し、育(はぐく)むこと」であり、『奉仕の理念』とは、ひと言で言えば「他人のことを思いやり、他人のために尽くすこと」です。
 「青少年奉仕」の目的は、「青少年や若い世代の社会人がリーダーシップ能力を伸ばせるよう支援していくこと」にあります。

 さてこの度、国際ロータリー第2570地区の第52期(2022-23年度)派遣学生全員が、派遣期間を満了し、無事に帰国をいたしました。スポンサークラブをはじめとした、多くの皆様方のご支援を賜り、アウトバウンドの学生5名が貴重な体験を得て参りました。彼らの成長と体験、今後の展望等を発表する場所が、今回の「帰国報告会」でした。例年ですと、12月のオリエンテーションに合わせて行なわれていた報告会ですが、今年度は、帰国してまだ熱い気持ち覚めやらぬ間に思いを伝えて頂ければ、ということで、例年よりも早い、帰国報告会単独での開催となりました。  高橋貴子委員長からの挨拶、髙丹秀篤ガバナー、五十幡和彦ガバナーエレクトのご挨拶の後、髙丹ガバナーから帰国した学生一人ひとりに「ディプロマ」(今回の交換留学を終えたことに対する、言うなれば卒業証書のようなもの)が英文とともに読み上げられ、手渡された後、派遣学生一人ひとりの報告(1名はオンラインにて)が行なわれました。

 不安な中、たった一人で日本の空港から旅立ち、あちらの空港でホストファミリー・カウンセラー・コーディネーターの皆さんに暖かく迎え入れられてから1年、はじめは言葉もなかなかわからない中、不安もある中で、ホストファミリーと信頼関係を築き家族の一員となり、学校では友達をつくり、街に出てその国の文化・カルチャー、歴史を知り、同じように世界各国から派遣学生としてきている来ているロータリーの交換学生たちとも語り合い仲間となる機会を持ち、世界中の国の同年代の学生たちの価値観や問題意識の高さなどから、自分の意見を持ちそれを表明しつつも、相手を理解し分かち合うことの大切さなどを実感する中で、本当に多くのものを学んできたようです。

 それぞれ帰国した派遣学生たちの報告は、時系列で、項目ごとで、留学のひとコマを紹介する中で1年をふり返り(もちろん思い通りいったことばかりではなかったはずですが、その中で気づかされたこと、理解したことを見つめ返し)自分の成長を噛み締めているようでした。また、これから派遣を目指す後輩たちにも、多くの思いを語ってくださっておりました。

 派遣国・台湾のコーディネーターさん達からもメッセージも頂き、報告会の最後には、元第2570地区の青少年奉仕部門・統括委員長 宮原克平様からご挨拶、水村雅啓パストガバナーから御講評と、お二方からの心温まるお言葉を頂き、帰国報告会の時間はあっという間に終わりの時間を迎えました。

 まだまだ話足りないこともありそうな派遣学生たちでしたが、今後はきっと語りきれなかったその想いを、第2570地区各ロータリークラブの例会の卓話などでもお話下さることと思います。また、今回帰国した派遣生たちは、今度は後輩の派遣候補生たちが1年かけて行なうオリエンテーションで必要なアプリケーションなどを作成する指導・お手伝いを行なうローテックスの役割を担うことになります。

 今期53期(2023-24年)では、5名の学生が派遣生として旅立ち、代わりに5名の学生達が現在・ホストクラブホストファミリーの皆さんにお世話になりながら受け入れ高校に通っています。また、54期(2024-25年度)の次年度派遣となる候補生たちのオリエンテーションも始まっています。どうぞ、今後も引き続き、各交換留学生達、各受け入れクラブ・ホストファミリーの皆様への、あたたかな眼差し、励ましのお声がけ、ご協力を頂けましたら幸いです。何卒よろしくお願いいたします。